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Nobuhiro Takahashi
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ゴールデンスランバー/伊坂幸太郎

ゴールデンスランバー/伊坂幸太郎

伊坂幸太郎という小説家の最新作「ゴールデンスランバー」が面白い。

ウェブ、ましてはFlashとはまったく関係ないので書くのはやめておこうかと思いましたが、ここに書いたことで誰かまた一人でも読んでくれたらうれしいなとか思って書こうと思います。ちなみにネタバレとかはないのでご安心して?お読みください。

伊坂幸太郎は、システムエンジニアとして働く傍ら文学賞に応募し、「オーデュボンの祈り」(2000年)でデビュー、同作は第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、ほかにも「重力ピエロ」(2003年)や、「アヒルと鴨のコインロッカー」(2003年)、「チルドレン」(2004年)、「死神の精度」(2005年)、「終末のフール」(2006年)ほかなど多数の作品が「『週刊文春』推理小説ベスト10」や「本屋大賞」で上位ランクイン、また直木賞や山本周五郎賞など権威ある文学賞候補の常連として知られています(直木賞については、2003年発表した「重力ピエロ」以降の作品のうち、ほとんどの作品が候補作として挙がっています)。ウィキペディアいわく、若い世代を中心に支持を集めているようです。

映画化やドラマ化や漫画化やラジオドラマ化など、他メディア化されることも多く、今回の「ゴールデンスランバー」もいずれは映画化をしたいと言い出す映画監督がいるのではないかと妄想しています。

伊坂幸太郎の作品はいずれも、音楽用語でいう「疾走感」」があるのですが、本作の疾走感といったら半端ない具合です。生き生きしている感じというか、村上龍とか、重松清とか、超ビックネームによるスタジアム系の音楽のコンサートではないけども、ZEPP東京とか、日比谷の音楽堂とか、あれぐらいの規模のステージで大音量での超アップテンポのギターロックバンドサウンドという感じの生々しさというか。俺、例えすぎ。

伊坂幸太郎のちょっと前の世代だと、酒やバイオレンスやセックスといった描写が「かっこいい」とか「素敵」とか「あこがれる」とか、そういう感じだけど、彼の作品は、より現代的というか若者的というか音楽的というか、それらとは違う表現でのカリスマ性を出せているところがすばらしいと思う。だからといって、昔の作品が悪いという表現(というか、考え方というか、軸になる部分というか)もしていないし。

例えるなら90年代前半をニルヴァーナのカートコバーンが「死にたい」「死にたい」とか言いながらグランジというムーブメントを作ったけど最後に自殺して、その後の音楽シーンの空洞にオアシスが「いつまでも生きる」(Live Forever)と歌い、スターダムにのし上がって行くっていうあの90年代のロックな感じ。。。(これ伝わるのか?)

・・・例えすぎてわけわからなくなってきましたが、ともかく超絶面白いです。是非本屋さんで見かけたときは、手にとって読んでみてください。

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