feb19.jp

Nobuhiro Takahashi
Designer / Engineer

数学でつまずくのはなぜか

数学でつまずくのはなぜか

最近読んだ本。新書。数学でモーションを作ることが最近はものすごく求められているActionScripter/JavaScripterな方に、おすすめです。

一次関数とか、幾何とか、対数とか、三角関数とか、微積分とか、というか数学全般という、幅広い範囲を解説していますが、今まで高校数学とかまで勉強したことがある方なら、学校教育としての数学はぼんやり程度でも頭の片隅にあるはずで、「ああそういえばそんな定理とかあったね」みたいな感じで、すんなり読めます。

学校教育に対する問題提議、または子供をどう教育するか、っていう視点で書かれていますが、その分文章が平易なので読みやすいですし、数学全般を解説してくれているので、かなり実用的。

読んでいくと、数学の「問題文を数式で組み立てる」っていうのは、「問題文を数学という言語で抽象化する」を行うことなんだということに気づきます。これはプログラミングの「オブジェクト指向」っていうのは、おおざっぱに言うと「物事を抽象化して考える」っていうことに近いということに気づきます。

今までオブジェクト指向または数学がよくわかりにくいなと思っていた方はこの本を読むと、数学またはプログラミングの知識がとっかかりになって、頭の中の電球が灯るかもしれませんよ。

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ちなみにどうでもいいけど、個人的に「おおそうだったのか!」とか自分がプチ感動したうちの一つ。

数学でもプログラミングで出てくる用語の「関数」とはどういうことか、とか。

f(x) = 2x + 4

高校数学で、こういう数式ありましたよね。一次関数。ActionScript漬けのあなたなら、これはこんな風にかけるということが想像できます。

function calc(x):Number {
	return 2x + 4;
}

f(x)のfはfunctionのfで、(x)のxは引数になるのか!とか。

そんなの知ってるよ、って方はいっぱいいると思いますが。。。とはいえ、こんなプチ感動がいっぱい詰まってる本なので、気づかなかった、知らなかった数学プチ感動があるかもしれませんよ。

新書なので手軽に読めるし、720円(税別)とお安いので、非常におすすめです。

Amazon: 数学でつまずくのはなぜか

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