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Nobuhiro Takahashi
Designer / Engineer

iPhone Core Audio プログラミング読んだー

iPhone Core Audio プログラミング読んだー

iPhone Core Audio プログラミングを読み終えました。 iPhone オーディオプログラミングの全てといっても過言ではない内容が詰まった本書。間違いなく iPhone アプリ制作者必読の書です。ちなみに C 言語、Objective-C の知識は多少必要です。

iPhone で Core Audio かつ日本語のリソースは希少ですし、今までそれらは分散していたので概要や仕組み、API 同士の繋がりが掴みづらく、まさにこの本は待ちに待った!という感じでした。

Audio Processing という帯が異常にワクワクさせる

読み進めていくと、随所随所でオーディオプログラミングの基本、サウンドファイルフォーマット、リニアPCM、デシベル、音階、サイン波、音声合成、FM シンセ、FFT などの解説があり、オーディオプロセッシング(オーディオ信号処理)の学習にもなります。

Remote IO も図説で分かりやすく

オーディオプログラミングというと、シンセサイザーとか、エフェクター、楽器アプリ作りとかそういうイメージになりがちですが、基本的にはiPhone Core Audio の仕組みと API 解説が主。

iPhone と音にはさまざまな作法があり、とくに Audio Session は、音を扱うアプリならどのアプリにもかかわってくる作法になっているので、ほぼすべての iPhone アプリ製作者にとって必読といえます。

もはや教科書です

文章による解説がほとんどなので、時間をちゃんと取ってサンプルと見比べながらじっくり読み進めていく覚悟は必要かもしれませんが、iPhone OS API のバグとそのパターン、回避方法が事細かに解説されており、非常に実践的で、捨てるところのない内容です。著者の永野さんは非常によく研究されていると思います。

しかしほんと C 言語での操作のめんどくささは半端ないですね。ActionScript とか Objective-C がなんと楽なことか・・・。普通に第七引数とかを持つ関数がわんさか・・・。

iPhone テルミン

サンプルもスキンを乗せれば普通に有料アプリとして販売できそうなレベル。日本のアプリストアでテルミンや FM シンセがちょとはやりそうな予感。

iPhone Core Audio Programming

という感じでした。永野さん曰く名書「詳解 Objective-C 2.0」を目指したとのことですが、実際素晴らしい内容です。しばらく手放せません。

iPhone OS は Mac OS X との共有部分も多いため、 Mac OS X オーディオプログラミングの基礎固めにもなった気がします。というわけで「Mac Core Audio プログラミング」も書いてほしー。

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ちなみに僕の iPhone SDK オススメ書籍一覧のページはこちら

入門、初級、中級、上級としてみました。

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