macOS 向けのテキストエディタアプリの Boop が便利、というか、ちょうどいい。
Boop は GitHub、Mac App Store などからインストールできます。
機能
テキストの整形や形式の変換をやる時に便利で、CSV → JSON や YAML → JSON 相互変換とか、JSON のインデントを綺麗にするとかそういうのをやりたい時、Boop にコピペして ⌘B をするとパレットが出てくるので 、JSON
と入力すると上記のような変換スクリプトが用意されておりサクッと処理ができます。
この変換スクリプトは色々用意されていて、
- 文字数のカウント
- 行をシャッフルする
- 英数字のケース変換
- JWT のデコード
- Base64 や URL Entity のエンコード・デコード
- JSON、YAML、CSV の相互変換・整形
- Hex 値から RGB 変換
など様々な処理を一発で行え、カスタムスクリプトを追加することもできます。
さながらソフトウェア開発者用の十徳ナイフのようなものと言えます。
一時的なメモ書きに
前述の機能を使用するときもありますが、私は多くの割合を一時的なメモ書きツールとして重宝しており、Notion のような情報をストックしたり Slack のような情報を流すようなツールの手前に使うちょっとしたメモ書きツールとして利用します。
Boop は利用用途が前述のように変換ツールのためか、ウィンドウが一つしか立ち上げられず、複数ウィンドウが使えません。ファイルへの書き出し、保存もできません。これが良い。
複数ウィンドウを立ち上げられてしまう macOS 標準のテキストエディットだと(便利なんだが)メモ書きがウィンドウに散らばってしまい、メモ書きやウィンドウが溜まってしまうことがあります。
なのであくまで 1 画面だけでしか使えないデータも保存できない Boop をメモ書きに使うのがちょうどいいのです。Notion のプライベートページ一つそうしておけばいいじゃないというのはそうなんですが、メモ書きがずっと残っているのは気持ち悪くて、メモ書きはあくまで一時的なデータとして消えてくれた方がちょうどいい。
一時的なメモ書きにちょうどよく、サッと軽快に使えるネイティブアプリです。
皆様も普段使いしているツールよかったら教えてくださいませ。